王子製紙中津川工場引込線跡
 
■簡単スペック
着工:不明 完成:不明 廃止:1972年
区間:JR中津川駅−王子製紙中津川工場 約3km
撮影:2005年4月
 
 
参考資料:「北恵那鉄道」(ネコパブリッシング)、中津川市役所内資料。
 
 
 北恵那鉄道の跡を散策するために買った「北恵那鉄道」(ネコ・パブリッシング)の裏表紙に王子製紙中津川工場までの引込線の記載があったのがきっかけでこの路線の存在を知った。自分にとって中津川市はスキー旅程の通過点のみのロケーションな訳だが、廃線という視点に立つと、この引込線、北恵那鉄道、恵那山森林軌道(王子製紙中津川工場から黒井沢まで)、湯舟沢森林鉄道とたくさん存在する。もう少し脚を伸ばせば付知森林鉄道、坂下鉄道、田立森林鉄道、中央本線旧線、岩村電車と一大廃線エリアとなる。
 本題にもどるが、この路線に関してJRと王子製紙に問い合わせをしたが、資料がみつからなかったようで詳細は不明です。なにか情報をお持ちの方は是非教えてください!!
 
@ 王子製紙への引込線は中津川市役所を通り、国道19号をくぐり工場まで走っていました。また工場からは恵那山森林軌道なるものが存在していたようです。 A 推測地点ですが、この広い駐車場が荷の作業ヤードだったと考えられます。
B 一段上には古い通信柱が・・・このあたりの位置関係が微妙です。 B 駐車場を南(西)進すると橋梁跡があります。
C 手前側は撤去済みとなっています。 D 市民の避難場所、本町公園とやらに変わっています。
E 本町公園を走る路線跡。完全な歩道と化しています。 F 保存車両が展示されています。説明ボードに何が書いてあったのか忘れてしまったので、使われていたものかどうかわかりません!!!!
G 途中から石積み歩道に変わりました。 H ミニ中山道だそうです。しかし、こういう落書きする輩は・・・
I 鉄道跡らしいカーブが・・・ J 結構狭いところを通っていたようです。
K この人は関係者ではありません!上が中津川駅方 L 恵那山方向へ延びる専用線跡。
M ミニ中山道とされてしまいました・・・ N 中津川市役所前を通る廃線跡。廃線にせずここまで残しておけば便利だったのですが、当時の背景事情だと、そうならなかったようです。
O 県道をアンダークロスする廃線跡。 P 国道19号線をアンダークロスする為、まっすぐ延びる廃線跡。
Q 王子製紙中津川工場構内に残る橋梁跡。手前の一部と3つ目は水道用だそうです。 R 撤去された作業線橋梁跡。
S 遠景から・・・ひょっとするとこの部分が恵那森林軌道跡だったのかもしれない。 21.Sの相手側はつぶれています。
 
 
 
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