世界の廃線、今回はスイスとフランスをまたぐ廃線です! Disused railway Trail Nikudango
 
■ジュネーヴ(スイス)−アンヌマス(フランス)間の廃線
 
 2010年の年始、この年の旅行は廃線トレイルから始まってしまった。本来の目的は例によってスキーなのだが、スキー場の天候の悪さから、第2目的に移項した。最近ではどちらがメインなのかさっぱりわからなくなってきた。
 
 さて、この路線はフランス国鉄でアンヌマス駅(Annemasse)から分岐し、スイス領ジュネーヴ内に乗り入れゾー・ヴィヴェ駅(Eaux Vives)まで走っていた路線で、約4.5kmほどある。ゾー・ヴィヴェ駅からは市電(トラム)がつながっており、ジュネーヴ市内へアクセスできていたようだ。現在、この駅へ接続していた部分の市電も廃止状態にある。廃止時期はよくわからないが、検索すると「地球の歩き方WEBのQ&A」には、2009年5月頃にはまだ営業していたような記載がある。比較的あたらしい廃線なのだろうか?
 
 が、スイス連邦鉄道の一派?CEVAのサイトによると、この路線を改築し地下鉄化してアンヌマス駅−ジュネーヴ(コルナヴァン)駅までを接続し、ジュネーヴやその近隣都市への通勤、フランス・スイスの各リゾートへの旅客など、輸送力の強化につなげるというような記載があるが、フランス語を翻訳にかけても、不思議な日本語の羅列でなんだかよくわからない。
 
 こうなると廃線というよりは、休止という扱いなのだろう!!
 
 
 
 
 
 
 Annemasse - Eaux Vives の廃線   
 
 
 初回探訪日:2010年1月1日
 初回掲載日:2010年8月29日
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@ 簡単地図。赤点線が今回の廃線トレイル部分で以後地下鉄化される区間。白点線は以後新設の地下鉄区間。カルージュ駅、チャペル・病院前駅が新設されるようだ。黒線は営業線。青は河川。桃点線は国境を示す。 A 起点のアンヌマス駅ホームからゾー・ヴィヴェ方向をみた図
B 手前から3本目が廃線部分の軌道。 C 分岐してゾー・ヴィヴェ方面へカーブしていく廃線跡。この先にはコンクリ橋跡やスイスとの国境があるが、アクセスする所がなかったのでトレイルできていない。
D グラヴィエール通り(Chermin de la Graviere)からアンヌマス方向を見た写真。 E Dの反対〜側
F シェヌ・ブール駅(Chene Bourg)は、観光案内所になっています。近くにはトラムが走っています。 G 線路側から見た図。
H 別角度で!改築後はここの地下を走るようだ。 I Dの写真の方向をみています。
J Fの駅舎の反対側には廃墟と化した貨物駅跡があります。 K 貨物駅舎手前には分岐跡もあります。
L 貨物駅舎裏に走る軌道跡。 M 別角度から!
N Mの先をみています。どうやら引き込み線跡のようです。 O Kの近くにいくつか分岐があります。
P 旅客駅舎から貨物駅舎を見た図。 もともと複線だったようです。 Q この先はカーブして新駅予定地のシェヌ・プジュリーへ向かいます。
番外編1 ジュネーヴを走るトラム。 番外編2 Rがきつい!
番外編3 アンヌマス駅の貨物エリアに残る廃車両。 番外編4 アンヌマス駅に停車する車両。
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Annemasse - Eaux Vives の廃線   




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