オーストラリア鉄道廃線の旅 - Australian Disused Railtrail -
 
 
◆ ウォドンガ市内旧線鉄道廃線 (Wodonga Old Railtrail)
 
 メルボルンからシドニー方向へクルマで北上する事、約5時間の所にビクトリア州最終の街ウォドンガ(Wodonga)がある。この街には、メルボルン起点のVライン(ヴィクトリア州運営鉄道)のセイモア線(Seymour Line)が走っており、ニューサウスウェールズ州のオールバリー(Albury)まで届いている。  ※Seymour はシーモアと読むかもしれない。またノース・イースタン線とも言うらしい。
 
 さて今回の取り上げ廃線跡は、このウォドンガ駅周辺の旧線と、その先のバンディアナ(Bandiana)地区までの廃線跡をトレースしています。この駅は1873年11月21日にオープンし、2010年7月23日に新線設置、2011年6月11日に新駅オープンと同時に廃止となったようでかなり新しい遺構が数多く残っていました。
 
 廃止理由としては、市内の渋滞緩和の為ではないだろうか? 自分がレンタカーで運転した感じからすると、結構な交通量があり、大きな道路でも踏切が多くあったので、通勤時などの渋滞は相当ひどかったのではないだろうかと推測しています。詳細については、今Vラインの公式HPから問い合わせをしているが、なかなか回答がこないので不明だ。  やはり自分の英語レベルでは無理だったのだろうか???
 
 
 
 
 参考資料:「google map」
 
 
 ウォドンガ市内旧線の廃線     
 
 初回探訪日:2011年8月12日
 初回掲載日:2011年12月11日
 
簡単マップ ルートマップ
 この路線のハイライト1  この路線のハイライト2 
 

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@ ヒューム高速道路(Hume Hwy) をアンダークロスして来た旧線跡で、メルローズ通(Melrose Drive)をクロスしていた地点から新旧線分岐方向をみています。 尚、分岐地点はハイウェイのジャンクション部と併走していた為、近接できませんでした。 A @の地点の反対側を見ています。グーグルマップの写真では、まだこの通には、踏切が残っていたが、今は完全に撤去されている。
B ケリー通(Kelly St)から@の方向をみた図。 C Bの地点には踏切設備も残っていた。
D Bの踏切地点。ここもグーグルマップでは複線の踏切が残っているが、自分が訪れた時には、完全に撤去されていた。 E Bの反対側を見た図。
F Eを別角度から! G Eを拡大してみると、工場への引込線もあるようです。
H 複線分の枕木が積み上げられている。 I サンスターズ通(Sangsters Rd)にかかる鉄橋跡。
J 複線分の橋跡があります。奥のコンクリ橋脚が最近まで使用されてたモノ。 K Jの反対側から!
L 鉄橋に登ってBの方向をみた図 M Jのレンガ橋脚側に残る鉄橋跡。ガーダーの上は、こちらでよく見られる木受にバラストが撒かれている。
N 別角度から O もう一丁!
P Jの先にあるホースクリーク(馬小川)に残る鉄橋跡。 Q Pの先から@方向をみた図
R Qの反対側で駅構内へ向かいます。 S Rの先、ウォドンガ駅構内北西端部です。ヤード状になっています。
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ウォドンガ市内旧線の廃線     




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